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実を食べる野菜

実を食べる野菜

トマト

実を食べる野菜

【特性】

南米高地原産のナス科。緯度の低い乾燥した高冷地をイメージしてください。原産地に合うように進化したのだから、ナスピーマンなど他の主要力ナス科 野菜に比べると低い温度にも耐えられるようです。特に夜間温度は5℃くらいまで耐えます。低温にさらされるとアントシアンが出てやや 葉裏が紫色になりますので温度を上げるように育苗しましょう。元々乾燥地で進化しましたから、葉は切れ込んでいます。鋭く切れ込んでいるくらいが よい体調を表します。環境もナスのように水分が必要なのとは正反対です。トマト・ナスをひと一括りにして、家庭野菜では春の野菜苗の代表格の扱いですが 要求水分が全く異なります。本当は別の畑で、管理法や施肥法を変えて栽培した方がうまくいくのはこの理由に因ります。 根も(乾燥地で進化しましたから)広く張ります。本当は若い苗を植えて十分直根を発達させた方が裂果が少なくなります。 また、トマトの甘さや旨味は、この原産地の環境似合うように進化しているわけですから、水分控えめ、日光はガンガン、夜間は暑すぎずが理想となります。 決して、よい肥料を与えさえすれば美味しくなるのではないのです!!

実を食べる野菜

【育苗】

ナスやピーマンと異なり、やや低温でもうまく生長します。また、播種後苗の仕上がりも9cmポットなら、2ヶ月以内です。成長が遅い順番 ピーマン、ナス、トマトの順番で播種します。トマトは同じ側に花が着きますので、方向性が問題となることと、一番花の花芽分化のために 一番花の開花を待って植え付けるのが基本ですが、直根が発達しにくいので裂果がふえます。直根を発達させるためにはやや若苗を植える方が良く、 この場合は元肥の窒素量を極力減らすようにします。一般には苗は浅く植えますが、接ぎ木苗以外はやや深植えしたほうが発根量が増え丈夫になります。

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【栽培】

トマトは最初から最後まで一本仕立てでいきます。従って、わき芽を掻いて、下段花房の収穫が進むにつれ下葉を除去し最後まで一本を維持します。 健全な体調なら、同じ側に、葉っぱ三枚で、5~6個の花を持つ花房を規則的につきます。この規則性が崩れないように体調を維持していくのがトマト作りの 基本です。栄養過剰だと、葉や茎が太くなり、芯が止まり、花が落ちます。肥料をやり過ぎないことです。とくに、一番花の開花までは窒素成分が絶対に 効き過ぎないようにすることが必要です。一番花が正常に結果しなければそれ以上の栄養と生殖のバランスが大きくずれますので、その年は失敗!なのです。 ホルモン処理するのも一段目が重要で、もし、大きく窒素過多になっていればホルモン処理しても効果が上がりません。一部開花したやや老化苗が 定植時に推奨されるのも栄養生長に大きく傾かないようにする有効な方法だからです。 よく、三段目が大切といわれます。①三段目の花を開花結実させなければいけない。②受精の済んだ一、二段の花房に栄養も送らなければならない。 ③生長点にも栄養を送り続けなければ四段目花芽が死んでしまう。④草勢が完全ではないので光合成により十分養分が作れる体制が整っていない。 つまり、トマトはこの三段目の受精直後が最も大切な追肥ポイントとなります。また、特性にのべましたようにやや乾燥気味に育てましょう。
具体的な栽培マニュアルはこちらです。

ナス

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【特性】

インドが原産のナス科。 トマトに比べると、はるかに降水量が多いところで進化しました。蒸し暑い日本にはトマトより適しているのかもしれません。 葉が広くV字型に広く開帳し、根も広く深く張ります。原産地に合うように進化したわけですから、栽培条件は以下のようになります。 ①株が横方向に張り十分な株間が必要。トマトの倍以上の面積が必要。逆に苗の必要本数は半分以下ですむ。 ②トマトがやや乾燥気味の水はけのよい土が好みだとすると、やや重い、水持ちのよい土が好みです。田んぼの転作が非常に合っています。 ③ナスはペチュニアなどと同じく新しい枝に花を付けます。適宜剪定を繰り返す必要があります。

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【育苗】

ピーマン<ナス<トマトの順番に種まきします。
トマトよりかなり育苗日数が長いので、肥えた培土が必要です。
また、早春の早い時期に播種しなければならないので、温床などの温度管理が必要です。
ナスは変温法と言って、昼間20℃以上、夜間20℃よりやや低めに温度管理する方法が有効であると教科書には載っております。
そうしなくても順調にいくのを経験しておりますので、20℃以上25℃程度、発芽は30℃上限と温度設定しておけば よいと思います。

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【栽培】

ナスは水で育てろ!で行きましょう。梅雨は平気ですが、それ以後敷きワラ、潅水など、トマトの数倍のつもりで水管理しましょう。 収穫しながら、弱剪定を繰り返し、次の花芽を誘発するようにしましょう。また、8月は石ナスの時期、どうせ良品はとれません。 ザックリ強剪定して半分以下に表面積はを減らし(追肥も必要)、蒸散を減らし、夏場を乗り切れば、「秋なす嫁に食わせるな」の秋ナスがジャンジャン収穫できます。 開花後種が硬くならない約20日後に収穫していきます。トマトが55日サイクルなのでかなり早くたくさん収穫できます。
具体的な栽培マニュアルはこちらです。

ピーマン

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パプリカ、ししとう、トウガラシも基本的には同じです。

【特性】

中・南アメリカの熱帯地方原産。トマトと同じナス科ですが、トマトは高冷地でこちらは熱帯地方。トマトほど乾燥が好きではありませんが、暑さには非常に強い のが特徴です。原産地に合うようにしんかしたのですから、トマトナスの場合と同様に原産地の環境をコピーするように栽培条件を整えれば成功します。 ナスなどに比べると葉や体は小さくこぢんまりとしています。V字に開帳しますがトマトなみの面積と苗数でよく、プランター栽培にはナス科では最も適します。 ベランダ菜園には最適でしょう。根は細根が非常に多く発達していますが、浅いので特に乾燥に弱くできています。一度にたくさんの潅水を少なく与えるより、 こまめな潅水の方が適しています。トマトは自家受精ですが、ピーマンは他人の花粉がよくかかり雑種化します。シシトウが異常にからかったり、トウガラシが 辛くなくなったりする原因ともなりますので、覚えておきましょう。

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【育苗】

失敗談ですが、温床の温度が35℃を越えていて、トマトとキュウリはダメでした。でもピーマンは耐えました。かなりピーマンは高温性だと実感した次第です。 逆に、高温で長時間の発芽日数が必要です。ピーマン<ナス<トマトの順番に種まきします。播種後定植までに2ヶ月以上かかります。 細根が非常に多く再生力も強いので移植が非常に楽です。「ずらし」などで強い苗を作ることが容易です。

【栽培】

ピーマンの特性上、一番花の開花部分で最初の二股分岐がおきます、次の開花部分でさらに二股分岐が起きます。この四本を主枝として伸ばし四本仕立て とする方法が一般的です。特性で述べたようにコンパクトな草姿です。ナスより狭い株間、支柱で十分です。乾燥に注意しながら、こまめに追肥で育てます。 開花後の収穫日数はピーマンの場合はナスとほぼ同じ、約20日です。しかし、パプリカはその後1.5ヶ月以上の日数を要します。気長に待ちましょう。 また、その間も成長を持続させないといけないので、気が抜けません。気を抜くと石灰欠などの生理障害が出ます。また、パプリカの収穫量が少ないのは 栄養の需給バランスを維持するため、古い果実に養分を優先配分するため、新しい花を咲かせることができないのが理由なのです。
具体的な栽培マニュアルはこちらです。

キュウリ

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【特性】

ヒマラヤ南部からネパール付近の温和な土地原産。発芽の温度はやや高めがよいですが、生育適温はナス科のトマトやピーマンに比べると 狭く感じます。低温に弱いので、春の早植えに注意。また、30℃以上の高温も苦手なので、盛夏期は収量が落ちます。また、秋もナス科に比べると 早く寿命が尽きます。ただし、定植後1ヶ月もすると収穫が始まりますので、何度も作付けできます。とくに単為結果性(受精せずに実が肥大)があるので、 比較的高温期にも新しい実を付け続けることができます。佐世保では4月以降8月まで露地で順次種まきできます。

実を食べる野菜

【育苗と直播き】

春作は育苗がよいでしょう。地温、気温が20℃以上になる初夏以降は露地で種まきしても最短2~3日で発芽し、移植するより生育がスムーズなので ぜひ直播き栽培がよいでしょう。以下育苗についてです。以前、カボチャとキュウリは短日植物なため低温短日育苗を勧められましたが、最近の白イボ種は その短日に鈍感なため必要なくなりました。ウリ科特有の苗を植えるときのポイントが二つあります。①絶対に根鉢を崩さないこと。購入苗は、苗の大きさに比べ ポットが小さいときまたは時間がたった時、根が巻き付いてかちかちになっていることがあるので、ナス科などはほぐして植えた方が活着がよくなる場合 もあります。しかし、ウリ科は根がもろく、容易に萎れや立ち枯れが発生します。根を切らないように若苗を植えるのが賢明です。②ポットの土面が畑の土面 より上になるように、浅植えしましょう。空気に触れていた部分を埋め込んでもトマトみたいに発根しません(畑では断根さし接ぎの原理は通用しません)。 むしろ立ち枯れ(またはツル割れ)を誘発するからです。

【栽培】

品種によって、親・子・孫に雌花がつく割合が異なります。最近の白イボ系は親つる半分、子つる半分です。ナスとトマトの中間くらいの株間をとって、50~ 60cmの株間で栽培する方法が一般的だと思いますが、これが唯一の方法ではないので、その土地にあった方法で整枝するのがよいでしょう。 栽培の基本は単為結果性です。キュウリ以外は受精しないと結果しません。人間に食べられるために実をつけるのではないから当然でしょう。 つまり、ある意味生殖に鈍感なのです。肥料切れ、水分切れ、日照不足を起こさないように、短期集約がたでドーンと栽培するイメージでいいと思います。 逆に考えると、トマトは難しく、キュウリは簡単なんです。家庭菜園の第一歩はキュウリで参りましょう!!
具体的な栽培マニュアルはこちらです。

カボチャ

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【特性】

日本カボチャ、西洋カボチャに大別。原産はそれぞれ、中米、中南米。生育適温は日本カボチャがやや高温多湿を好み17~20℃(MAX35℃)。 西洋カボチャは17℃~20℃(MAX23℃)でやや冷涼乾燥を好む傾向。(種苗読本より)一方、他の果菜類より低温にはかなり強い。現在の品種は ほとんど西洋種です。雌雄異花で日長、低温などストレス要因によって雄花が多くなったり、雌花が多くなったりします。光が少ないと落花し、短日になると 雌花着果が早まる性質があります。酸性や、土壌病害に非常に強く、メロン、スイカの、台木として用いられることもあります。

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【育苗】

生育が早く、低温に強く、他の果菜類に比べると容易です。しかし、発芽だけはかなりの高温が必要で、25℃~30℃位必要。意外に知られていないので、 注意。低温で長期間かけて発芽させると双葉がくっついたり生長点が飛んだり、最悪、発芽しません。ウリ科は元々短日性ですが、カボチャが原始的なの かもしれませんが、唯一、強い短日性を残しています。苗を植える数日前にややトンネルを剥ぐ/遮光被覆を早くかけるなどして低温短日にすると、定植後 雌花の付きがよくなります。

【栽培】

酸性に強く。乾燥に強く。適応土壌条件も広い。やや光線不足に弱く、30℃以上の高温で生育が悪くなり、落花します。(8月の抑制栽培は開花時期の 気候を予測し、早く種まきしすぎないようにします。)肥料が多すぎると雄花が、少ないめだと雌花が多くなります。着果させるまでは追肥は控えめが原則。 逆に着果したら、果実の肥大のために急速に養分が必要になりますので追肥が遅れないようにしましょう。多分カボチャのうどんこ病はこのタイミングで 肥料が切れて、茎葉に行くべき養分を果実に回そうとするために茎葉のうどんこ病に対する免疫力が落ちるために発生すると思われます。 収穫したカボチャは品種に因りますが、数日~半月かけて、水分を飛ばし、デンプンが糖に変化することによってより美味しく変身します。
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スイカ

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【特性】

原産はアフリカ(サハラ砂漠近く?)。原産に帰れ!いつも言うように原産の環境は高温、乾燥、強光線。このような砂漠のような環境が好きなので日本の 梅雨が全く苦手であることが容易に推測できます。如何に梅雨越しさせるか!これを解決させればスイカは半分成功したようなものです。実際、空梅雨の年は メロンや、スイカやトマトが誰にでも簡単に作れてしまうのです。あ!スイカの特性で忘れてはならないのが、耐酸性力です。PH5.0でも平気です。もちろん 石灰が不要だと言いませんが、必要性は低く、スイカ、カボチャ、ダイコン、ジャガイモは前作の石灰で十分!と覚えていただいて結構です。

【育苗】

かんぴょう台木の接ぎ木苗を用いるのが一般的ですし、そうお勧めしております。ただ、実生栽培も、そのうまさは食べたことない人には説明できないほど です。連作していない、砂質の、日当たりよい畑があればぜひ挑戦してみてください。接ぎ木栽培では難しい「盆どりスイカ」が楽しめます。

【栽培】

スイカは、原産が砂漠なので、最低限乾燥するくらいの水はけがよい畑を選ばなければなりません。水持ちがよすぎると生育だけではなく、途中でつる割れ などで枯れてしまいます。露地栽培では運を天に任せるしかないのですが、少なくとも、定植後晩霜の心配が無くなるまでのキャップ被覆、望めるなら、一番花 の受精完了までは覆えるトンネルがあると成功の確率が高まります。受精後約1.5ヶ月で収穫ですが、受精日時を正しく把握しておくことが重要です。 カボチャのように未熟、過熟が許されないからです。畝幅2.5mで畝方向に直角に片側に寄せて定植し、三本仕立てで同一方向に伸ばせば、畝の列に沿って 受精期が同じ果実が一直線に並ぶので、収穫期の目安がはっきりして便利です。 口で言ってもわかりにくいので、栽培マニュアルを参照ください

メロン

実を食べる野菜

【特性】

アフリカ原産。スイカと同じ原産ですが、暑さと乾燥にはスイカほど強くない。スイカが強く切れ込んだ葉をしているので、スイカの方がよりストレスを受ける環境で 進化したものと思われます。ウリ科は短日性ですが、短日より夜間の低温で花芽が分化するようで、春の遅まき、夏の早植えは雌花が飛びやすくなります。 強光線が必要です。ハウス栽培ではハウス資材の古さや透過率の悪さが即品質に悪影響を及ぼします。また、着果後は十分乾燥させないと糖度が出ません。 露地栽培や小型トンネルでは雨が多いと高糖度の果実は採れません。

【育苗】

通気性、光が必要です。スイカに準じてよいです。台木は新土佐などのカボチャしか使えません。

【栽培】

具体的な栽培マニュアルはこちらです。

トウモロコシ

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【特性】

原産は中米、南米。トウモロコシは高温に強く、低温に非常に弱い。根はかなり強いですが切れると再生しません。弱酸性でよいが、有機質にとむ深く水はけ のよい畑がよいです。キセニア現象と言ってトウモロコシ特有の現象があります。通常果実の形質は母親の体細胞なので、父親の支配の及ぶところでは なく、母親のDNAが決定づけます。しかし父親である花粉の力が果実の品質に優勢に働くトウモロコシのこの性質をキセニアと呼びます。甘さのていどなど、 甘いほど劣勢だと考えると、甘くない飼料用トウモロコシ(昔からあるモチキビ)など、甘くないトウモロコシの花粉がかかるとせっかくのスウィートコーンの甘さが 飼料用トウモロコシのレベルに落ちてしまうのです。しかも、風媒花なので、離れていても風で花粉が掛かり合います。出穂がずれるように蒔き時を変える とか、距離をかなり遠ざけるなどの対策が必要となります。

【直播きが原則】

低温では発芽しません。とくに糖度の高いスウィートコーンはシワシワしており貯蔵養分も少なめで低温では発芽力が弱い傾向があります。 十分暖かくなってから種まきします。トウモロコシは根の力は強いのですが、タマネギのように切れても再生しません。また、定植が遅くなり根が回り込んで、 直根が発達しないと、根の力が十分機能しないため小さいうちから出穂します。クズ果しかできなくなるので、移植は可能な限り勧めません。また、直播きし 間引くときも、間引かれる株より残る株の痛みが心配なので、ハサミで切り取って間引くなど配慮しましょう。

【栽培】

肥料は出穂までに大半を吸収してしまいます。種まき前に、石灰と堆肥と元肥半分。播種後一ヶ月で追肥あと半分。播種後二ヶ月で出穂。この頃から肥料が 切れ始め、約3~4週間で収穫です。最近の強甘味種ほど若どり収穫しないといけません。遅くなると、糖が減りデンプンが多くなってシュワシュワの実になります。
具体的な栽培マニュアルはこちらです。

エダマメ

実を食べる野菜

【特性】

大豆の若どりをエダマメといいます。本来短日性ですがエダマメは夏大豆に属し、高温になるとストレスを感じて開花結実します。日長には影響を受けません。 一方、普通の大豆いわゆる秋大豆は短日性を示し、夏、早蒔きしすぎると受精期に短日を感じないと花が咲かず結実しません。温度には影響を受けません。 大豆は、小豆などと同じ、(普通期の)田んぼの田植えが済んだ頃、畦に蒔けといわれました。つまり、(時期が来てからゆっくり)肥料分が少ない畑に蒔け、 という先人の教訓なのです。根粒菌の力が強いので元肥に窒素は不要というわけです。

【基本的に直播き】

できるだけ移植はしません。6~7月が露地の収穫時期なので、3月下旬より4月が播種の最盛期です。鳩やカラスの食害を防ぐ対策をし、一カ所に4粒。 ダイコンと同じくらいの6000株/10aが最適です。

【栽培】

エダマメの夏大豆の場合、開花期が高温すぎると開花しにくいですし、開花しても花が落ちます。今度は余り遅まきしないようにしましょう。 大豆類は、マメの肥大期に十分水分が必要です。また、このとき肥料が不足する場合がありますので、必要なら追肥がいる場合がありますが、基本的には 大豆栽培は無肥料でよいでしょう。
具体的な栽培マニュアルはこちらです。

インゲン

実を食べる野菜

【特性】

マメ科です。エンドウとは丸反対の性質を持ち、寒さに弱く暑さに強い性質があります。根粒菌の力はエンドウほど強くないので、元肥少々。結実後少量追肥 出よいと思います。真夏の30℃を越えるような高温は苦手で、高温期に開花するような作型では木は茂っても実がつきません。佐世保では6月~7月中旬 は種まきしないようにアドバイスしています。

【直播き】

移植はしません。移植するメリットが見つかりません。佐世保では露地で4~5月。7月下旬~8月が種まきの適期です。最低3粒蒔きます。 つるなしはエダマメよりやや疎植の4500株/10aでキャベツと同じくらいの密度。つるあり種はその半分が基本です。

【栽培】

種まきで決定してしまいますが、株間すなわち光の当たり具合でインゲンは決まります。光が少ないとそもそも着果しません。また着果しても少なく、曲がりなど 品質が著しく悪くなります。可能な限り株間を採って採光に留意しましょう。また、つる無しでも簡単な支えや紐を張るようにして、着果して重心が高くなった 木が倒伏しないようにします。倒れると果実に土がついたり曲がったりしてやはり品質が悪くなるからです。 具体的な栽培マニュアルはこちらです。

オクラ

実を食べる野菜

【特性】

エチオピア原産のアオイ科 分類が違うのでやや戸惑いますが、種まきしても発芽しにくく、移植しにくい。いったん太り出すと、高温乾燥に強く 非常に作りやすい野菜です。

【直播き】

基本的に移植しません。移植の場合は非常に活着しにくいので若い苗を数本生やした状態で行ないます。植え付けも根鉢を崩さないように 細心の注意を払って丁寧に行ないましょう。発芽しにくいのは硬実だからです。傷をつけて蒔きましょう。

【栽培】

5~6粒ずつ蒔いて、2本仕立てにします。収穫しながら下葉は取り除いていきます。上へエネルギーが集中するようにです。 気温が下がってくると、実にイボイボができやすくなりますが、虫では無く、生理障害です。でにくい品種があります。
具体的な栽培マニュアルはこちらです。

エンドウ

実を食べる野菜

【特性】

マメ科です。果菜類ですが長日ではなく、低温短日で花芽ができます。 インゲンとは反対の性質を持ちます。寒さに強く暑さに強い性質があります。根粒菌の力は強い方です。いつもレンゲソウの話をするのですが、 肥料がなかった時代に田んぼにレンゲソウを蒔いていました。それはレンゲソウというマメ科に寄生する根粒菌が空気の中の窒素を肥料に変え体に 蓄えておいてくれるので、ゴメンナサイと言って好き込んでやるとレンゲソウが窒素肥料に変身してくれるからです。エンドウやソラマメもあまり元肥には 窒素肥料が必要としません。湛水を嫌うので水田後作などは高畝にするなど排水に特に注意が必要です。

【直播きです】

移植は、しません。基本的に直播きです。つるありインゲンほどの株間は要りません。サヤエンドウではやや密植で6000株/10aでダイコンなみです。 実エンドウはやや疎植とし3000株/10aでハクサイなみです。矮性の極早生種は8~9月に蒔いて秋に収穫開始できる品種もあります。

【栽培】

基本的には石灰と堆肥の無元肥でよいでしょう。追肥は着果したら忘れずに施肥しましょう。うどんこ病が発生しやすくなるからです。 光も必要ですので、つるが出るエンドウ類は後半しげりますので光不足のため十分光合成能力が発揮できなくなり、やはり、うどんこ病の原因となります。 また、混み合って風通しが悪くなると、うどんこ病の胞子が定着しやすくなり、うどんこ病が発生しやすくなります。可能な限り疎植としましょう。
具体的な栽培マニュアルはこちらです。

ソラマメ

実を食べる野菜

【特性】

マメ科です。果菜類ですが長日ではなく、低温短日で花芽ができます。 マメ科です。インゲンとは反対の性質を持ちます。寒さに強く暑さに強い性質があります。根粒菌の力は強い方です。いつもレンゲソウの話をするのですが、 肥料がなかった時代に田んぼにレンゲソウを蒔いていました。それはレンゲソウというマメ科に寄生する根粒菌が空気の中の窒素を肥料に変え体に 蓄えておいてくれるので、ゴメンナサイと言って好き込んでやるとレンゲソウが窒素肥料に変身してくれるからです。エンドウやソラマメもあまり元肥には 窒素肥料が必要としません。湛水を嫌うので水田後作などは高畝にするなど排水に特に注意が必要です。ここまではエンドウと全く同じです。 エンドウもそうですが酸性に非常に弱いです。PH6.5~7.0が適正範囲なので、十分な石灰が必要です。

【直播きです。】

基本的に直播きです。60cm以上の株間がひつようで、より株が大きい一寸系ではもっと広い方がよいでしょう。1500株/10a以下がよいのでキュウリなみです。 やむなく育苗する場合は、大きめポットに植えて若苗を定植します。お歯黒を下にして蒔くのがよいとされています。

【栽培】

基本的には石灰と堆肥の無元肥でよいでしょう。追肥は着果したら忘れずに施肥しましょう。 光が不足すると結実が悪くなるので、可能な限り疎植としましょう。混み合う枝は取り除きます。
具体的な栽培マニュアルはこちらです。

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