〇、まる、丸い・・・ポップコーンの新品種

サカタから本年度限定販売のポップコーンが新発売!
本日から当店でも販売開始です

 

写真を見てもらったら一目瞭然!種そのものがまん丸です!

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詳しい商品説明はこちらをご覧ください

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種が真ん丸で均一だから、炒ってできるポップコーンも均一でかわいい丸々のポップコーンができるそうです。

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栽培上の注意点を上げてみます。

◆トウモロコシはオスの力が強く、品質も♂=花粉が支配します。(一般果菜類はメスの体の一部が肥大したものなのでオスの支配力はほとんどないといっても過言ではありません!)
何度も書きましたがキセニア現象です。

一般にスィートコーンは、糖分が多いことが求められます。一方、ポップコーンをはじめ、飼料用トウモロコシなどはでんぷん分が多いことが重要です。したがって、スィートコーンにポップコーンの花粉がかかるとポップコーンの力が勝りスィートコーンの甘みがなくなってしまいます。しかも、トウモロコシ類は風媒花といって虫ではなく、風の力で受精が行われるので、近くにあるだけで開花期が同時ならば確実に交配してしまいます。だから、(この品種のようなスィートコーンとは)違う品種を作るときは必ず、畑を離すか、出穂がずれるように栽培時期をずらさないといけません。これが最も重要です。

 

◆(この品種に限らないと思いますが、)ポップコーンは晩生系で播種から収穫まで3カ月以上かかります。出穂まで2カ月強、受精から収穫まで約50日ですから、ほぼ4カ月弱かかる計算になります。
したがって、夏蒔きの抑制栽培は時間的な制約もありますので、春蒔き専用だと考えてください。
佐世保=暖地を例とすれば、桜の落花後約1.5~2か月。4月上旬から5月ごろが最適な播種期だと考えられます。

 

皆さんも写真のようなポップコーンをご家庭で味わってみませんか?