選抜 南国パクチーMIYAZAKI(コリアンダー)

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南国パクチーMIYAZAKI

(12119845)
南国パクチーMIYAZAKI 小袋
¥218
南国パクチーMIYAZAKI 1dl
¥1,980
南国パクチーMIYAZAKI 1L
¥16,500

【店長より】

※採種時期の関係で1dlや(特注で)1L(価格はご連絡くださいませ)の規格は在庫が切れている場合がございます。この場合は納期に少々ご猶予をいただくことがございますので予めご了承くださいませ。現在、1dl、1Lは特価販売中です。

従来より、コリアンダーとしてバジルなどと一緒のコーナーで販売していましたがなかなか売れませんでした。しかし、昨年くらいからマスコミで取り上げられる頻度がぐんと増しています。今年はブームに火が付きそうですね。
だから便乗・・・ではありません。タキイやサカタからも出ております従来品種にくらべ当店で販売するパクチーの特徴は
◆色が濃く軸がしっかりしていて美しい
◆発芽率が良い
◆トウ立ちしにくい(※)

尚現時点で、小袋は8mlくらい入っています。
【種まき】
ほかのハーブとはちょっと違った性質を持っているので栽培上注意が必要です。
ミントや、バジルなど多くのハーブ類がシソ科ですが、パクチーはセリ科です。
シソ科はやや低温でも花芽分化を起こさず、主に日長の変化(短日)で花芽ができますので春まきは影響が少ないのですが、秋まきではすぐにトウがたってしまいます。
一方、パクチーなどのセリ科は違います。グリーンプラントバーナリーと言ってある一定の大きさで低温にさらされるとそれ以後太ることを辞めてトウ立ち(=花が咲くこと)してしまいます。ですから春の早蒔きは苦手なのです。

特にパクチーはタイなど東南アジアの暖かい所が原産なので、同じセリ科のパセリなどより低温の影響を強く受けます。

南国晩抽系の本種はパクチーの弱点たる正にその部分(※)を改良したのですが、やはりパクチーであることには変わりがないので、露地栽培で、無理な春の早蒔きは避けてください。表紙にも書いている通り、3〜5月は花が咲くリスクが高いです。6月から10月上旬くらいまでがおすすめの種まき時期です。

※どのくらい春の早蒔きに耐えうるかは現在検証中です。

【硬実】
セリ科の同類であるパセリ、セロリ、パクチーの写真を載せていますので比較してみてください。
パクチーは3mmくらいで大根の種ほどの大きさがあります。大きいのでパセロリなどの微細な種子に比べると種まきは非常に簡単です。しかし、写真のように、一見丸い種子に見えるのは本当の種子ではなく種子を包む殻です。つぶすと中に二つの種子が入っています。オクラやニガウリほどの硬実ではありませんが、この殻をつけたまま種まきをすると発芽率が悪くなります。指で押したり、かまぼこ板みたいなものでゴリゴリすると楽に殻が割れます。あまり力を入れると種子に傷がつくので手加減が必要ですがやってみれば意外に簡単ですのでぜひこのような処理をしたうえで種まきしてください。
嫌光性(大根やカボチャなどがそうで、光に当たると芽が出にくいです!)ではないので、土かぶせはごく薄くして、種をまいた後ニンジンをまくときと同じようによく押さえつけておきます。
種子を水につける必要はありません。畑に水分が十分あれば種まき後の鎮圧ともみ殻などの被覆で完璧に発芽させることができます。
【栽培上の注意】
?セリ科でもパクチーはニンジンのようなまっすぐな根を真下におろします(パセリも同じ、セロリは違います)ので、移植は好みません。種も大きいし安い種でもありますので、必ず直に種まきします。
?パセリもそうですがこの直根のせいで加湿に弱いです。かといって乾燥すると硬くなって美味しくなくなります。また石灰欠乏症などの生理障害が出ます。過乾加湿にご注意を。